2024年November
~小学校における実践的姿勢改革~論文
未来の健康寿命を支える小児姿勢教育 ~小学校における実践的姿勢改革~ 論文投稿いたしました。 ~文中から抜粋~ 国民の間には正しい姿勢に関する共通認識が未だに浸透していない。 良い姿勢の定義も曖昧である。姿勢を正すと言うと壁に背中と頭をつける姿勢など、その姿勢で数十分も保つのが難しいとされる姿勢が推奨されていることも珍しくない。これらはそもそも姿勢についてのリテラシーを育む場がないことにも起因する。 また、臨床の場では、これら姿勢の問題が起因していると思われる不定愁訴の悩み来院する患者が後を絶たない。近年では、姿勢や歩き方の悩みで来院する子供が増えている。 これらのことからも、子どもやその養育者、教育関係者に姿勢や動きの知識に触れてもらうことが、姿勢への捉え方、ひいては将来的な健康寿命の延伸に寄与するものと思われる。 今回筆者らは、2つの小学校で、A.196人(4~6年生)、B.368人(1~6年生)合計小学生564人に対して先行性姿勢調節(APAs)とニュートラル姿勢の支持の2点を中心に講義を行った。以下のセクションではこれらAPAsとニュートラル姿勢の必要性について述べ、また、実際に小学校で行った指導の内容や反応を紹介したい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 論文掲載誌: 一般社団法人 映像情報メディア学会 The Institute of Image Information and Television Engineers 本部: 〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館 403号室 HQ :Room 403, Kikai Shinko Kaikan 3-5-8 Shiba Park, Minato Ward Tokyo, Japan 105-0011…