「子どもの歩き方」と協調運動のおはなし

 「うちの子、歩き方がちょっと気になるな…」そんな風に感じたことはありませんか?? 
実は、歩き方には「協調運動(きょうちょううんどう)」と「姿勢制御(しせいせいぎょ)」という、とても大事な働きがかくれています。



?歩くときの「止める」と「進む」
 子どもの歩き方を分かりやすくするために、当院ではよくこんなお話をしています。? 
?歩くとき、足はただ前に出しているだけではありません。本当は、?
・「止める」 …… 体の重さをいったん受け止める?  
・「進む」  …… 次の一歩へ前に進む? という2つの仕事を、毎回の一歩の中でくり返し行っています。
 具体的には、?  

① かかとで着地して、体を「止める・受け止める」? 
② 足の内側~親指側の3本の指で、「トン」と前へ進む? という流れになっています。? 
この「止める」と「進む」をきちんと分けて行えることが、協調運動の土台になります。

?つま先歩き・ペタペタ歩きはどうなっている?
 つま先着地が多い子、足全体でベタッと着地する「ペタペタ歩き」の子は、

この2つの仕事が少し混ざり気味になっています。? ?
・つま先歩きのとき?  本来は「かかとで止める → 指で進む」と2段階で行うところを、?  
最初から前足部(つま先側)でドンッと受け止めて、そのまま進もうとしています。?  
→ 「止める」と「進む」を1つの動作でまとめてしまっているイメージです。? ? 

・ペタペタ歩きのとき?  かかと・足裏・指への体重移動(ローリング)が少なく、?  
足全体で一度に着地してしまうため、「止める」「支える」「進む」の役割があいまいになります。
 どちらの場合も、足だけでがんばることになりやすく、? 
からだ全体(骨盤や体幹)とのチームワーク=協調運動がうまく使いにくくなります。

?姿勢制御ってなに?どう関係するの?
 姿勢制御とは、かんたんに言うと? 
 「倒れないようにバランスをとりながら、手足を自由に動かす力」? のことです。? 
歩くときには、毎回の一歩で?  

・どれくらい前に進んでいるか(重心の位置)?  
・どれくらいスピードが出ているか?  
・足がどこについているか? 

などを感じ取りながら、体幹・骨盤・足が協力して姿勢をコントロールしています。
 かかとでいったん「止める」ことは、?  
・からだの重さを受け止める?  
・次の一歩に向けて、体幹や骨盤を安定させる? という、姿勢制御のとても大切な一部です。? 

その上で、親指側の3本の指で「進む」ことで、前にスムーズに進めるようになります。

?おうちで見てみるポイント
 お子さんの歩き方を見てみるときは、次のようなポイントを参考にしてみてください。
・かかとからそっと着地できているか?(ドンッと音が大きすぎないか)
・足裏全体を通って、最後に親指側3本の指でトンと蹴り出せているか?
・つま先だけで着地していないか?
・ペタペタと、足全体を一度にベタッとつけていないか?
・歩いているとき、体の左右の揺れが大きすぎないか?

?気になるときは、お母さん一人で悩まずご相談を
 つま先歩きやペタペタ歩きがあるからといって、すぐに「ダメ」というわけではありません。? 
成長の途中で一時的に見られることもありますし、体験や遊びの中で変わっていく場合も多くあります。

 ただ、?  ・転びやすい?  ・疲れやすい?  ・姿勢が崩れやすい? ・夜尿症 ・集中力欠如

といった様子が重なっているときは、足だけでなく、姿勢制御や協調運動、? 
場合によっては原始反射などもふくめて全体をみていくと、ヒントが見つかることがあります。

 「ちょっと気になるな…」と思ったときは、一人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。? 
お子さんの「止める」と「進む」が上手に育っていくよう、一緒にサポートしていきましょう。

*お子さんの歩きでお悩みの方は、以下ご相談フォームよりお気軽にご相談ください。
子ども歩き方相談メール[子供歩き方 相談フォーム]
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子ども内股歩行研究センター 代表 木津直昭
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*2025年6月 『子どもの歩き方と発育の学校』~Walking & Growth Kids Academy~創設いたしました。



◆アカデミーでは「子どもの姿勢や歩き方・そして発育・発達」改善に向けて、姿勢研究の
第一人者(子供内股歩行研究センター代表)、臨床40年の国際基準のカイロプラクターが、ママたちに向けて創設いたしました。
◆講座では、原始反射の統合、感覚統合についての理論・実践方法を学び脳体幹能力の改善に向けたメソッドを学びます。目的は、子どもの一番そばにいるママたちの育児・発育での眼力をあげることです!
◆シーバー病、オスグッド病、外反扁平足、内股歩行やバタバタ歩きなど足の痛みや違和感の改善に向けての知識・スキルアップ
◆成長軌道に載れていないグレーゾーンの子供達の姿勢・歩き方・身体の使い方・運動発達・協調運動、そして  ADHD(注意欠如多動症)とASD(自閉スペクトラム症)、についても学びます。
◆学校では、ママたち向けの講座だけではなく、保育園・こども園・幼稚園・小学校などの教育機関向け講義・セミナーも行っています。


子どもの歩き方と発育の学校について 詳細について 
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